入浴法あれこれ ーHSP入浴と半身浴ー

前々回HSP入浴法をご紹介しましたが、
「半身浴とHSP入浴どっちがいいの?」

というお問い合わせをいくつかいただきました。


同じように思っている方もいらっしゃると思いますので、早速それぞれの違いをご紹介します。

まずHSP入浴の効果や入浴法については、すでにご紹介しているので省きますね。


 HSP入浴は40℃~42℃という熱めの温度で全身浴をし、その後に体を保温する方法です。
全身浴ですので、首までお湯につかって入浴の気持ちよさも実感できます(#^.^#)
そして、 交感神経を刺激するので新陳代謝が高まって心身ともに活動的になることができます。
ただし、全身浴で心臓までお湯につかるので、水圧で心臓に負担がかかりますし、血液循環が急激に良くなるので、血圧も高くなります。
身体への負担が大きいので、 高血圧の方やご高齢の方などは注意してください。

 

次に、皆さんよく耳にする半身浴です。
 半身浴は38℃~40℃位のぬるめのお湯に、胸から下だけを浸かる方法です。
心臓に水圧がかからない分、 身体への負担は軽い入浴法です。
そして、 副交感神経が働くので精神的にもリラックスができますし、血圧も下がりやすくなります。
また、筋肉が弛緩するので、肩こりや腰痛の改善にも適していると思います。
ただ、ぬるめのお湯で胸から上が出ているため、逆に冷えてしまう。という方もいますね。
それから、最近では半身浴に「デトックス効果」はほぼないというのが主流の考え方のようです。

 

私がよくお伝えしている半身浴の方法をご紹介します。

①入る前にはコップ一杯の水で水分補給を。
②湯量は肩に浸からない程度に浅めに張る。(入るときには胸から下だけ)
③肩が冷える時には、乾いたタオルを肩にかけて上半身を冷やさないように。
④20~30分間ゆっくりと浸かる。(額にうっすらと汗が各程度を目安に)
(⑤出る前に、足首から先にお水をかけるとより身体が冷えにくくなります)
⑥入浴後にコップ一杯の水でまた水分補給を。

 

HSP入浴も半身浴もそれぞれの効果があるので、ご自分にあった入浴法でお楽しみください。

ちなみに欲張りな私は、2~3日の半身浴の合間合間にHSP入浴を取り入れて良いところどりをしちゃおう!
と目論んでいます。

 

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